Brand

北海道日高ブランドとは

Concept

日高山脈の地下深くにある
究極のワインカーブ。
時間をかけて熟成させた芳醇なワインが
至福の時をお届けします。

この場所だからこそ作ることができるもの。そのような産業はないだろうかと始まった北海道の日高・新冠ダムのトンネルプロジェクト。
年中変わることのない湿度・温度の条件を生かし、「ワインカーブ」としての活用を始めました。世界的に見てもまれな天然の「ワインカーブ」で、ここでしか作り出すことができない唯一無二の熟成ワインを提供しております。

Story & History

地元に貢献したい
という思いからスタート。
日本では他に例を見ない
ダムトンネルを用いたワインの熟成事業

北海道・中央南部の⽇⾼⼭脈にある「新冠ダム」。⽊々が⽣い茂る⼭道を抜けると現れるのが、ダムの⼈造湖「新冠湖」です。そこから100mほど下がったところに、発電所のトンネルがあります。「北海道⽇⾼ブランド」の熟成ワインが誕⽣したのは、このトンネルを⽣かし、地元産業に貢献できないだろうかと、地域提携型産業クラスター「⽇⾼ブランド研究会」を発⾜したのが始まりでした。ちょうど2005年のことです。

トンネルは、湿度90%前後、温度10度前後という状態が年中保たれていました。この環境は、⾷品などの発酵や熟成に適しているのではないかということで、有識者や醸造の専⾨家、⽇本酒やワインのメーカー各社が集まり、テストや研究、試飲・試⾷を⾏ってきました。あらゆるテストの結果、ワインや⽇本酒の熟成に最適であるという結論に⾄ります。

⽇⾼⼭脈の⾃然環境を⽣かし、味わい深い古酒を誕⽣させようというロマンあふれる構想が具体的に動き始め、2009年には株式会社を⽴ち上げました。まずはフランスやオーストラリアから仕⼊れたワインを中⼼に熟成を開始しました。

ワインは、ブドウ栽培、発酵、熟成の3⼯程が重要なポイントといわれています。⽇本はブドウ栽培と発酵に注⽬が集まりがちで、熟成に関してはあまりフォーカスされていません。しかし、フランスのボルドーでは、ネゴシアンと呼ばれる業者が仕⼊れたワインを何年もかけて熟成させ、販売をしています。じっくり寝かせたワインの美味しさが格別であることを知っている⼈は、好んでこちらを購⼊しているのです。⽇本では、このようなワインの熟成を事業として⾏っているところはほとんどなく、弊社はとても珍しい会社といえるでしょう。

このトンネルで、ワインを3年、5年と熟成させてみると、味がまろやかで飲みやすくなる、⾹りが芳醇になるなど、どのワインも美味しく変化。多くのソムリエやワイン通の⽅にも⾼い評価をいただき、おかげさまで全国から問い合わせをいただいております。これからも、このトンネルだからこそできる熟成ワインの美味しさを、⼀⼈でも多くの⽅たちにお届けできればと考えております。